様々な理由で一人暮らしをする高齢者が増えています。そんな中、ずっと一人だけの毎日を過ごし、孤独や不安を抱えて毎日憂鬱な気持ちになってしまう高齢者は少なくありません。

そうならないためには、できるだけ外に出ることが重要です。できれば可能な限り、仕事を続けた方がベターです。収入も得られますし、必然的に規則正しい生活を送ることになり、健康にも気をつけるようになります。

また、自分が興味を持てるボランティア活動や趣味のサークルに入会し、気の合う仲間と関わるのもおすすめです。人が集まる場所に定期的に参加することで、仲間の様子を知り、自分の生活も気にかけてもらえるいい機会になります。社会や人とのつながりを持ち続ければ、何か困った事が起こった時に相談することもできるので安心です。

他にも、色々な世代と交流できるような地域の行事があれば、積極的に参加するようにしましょう。小さな子どもや子育て世代の人達との交流は、高齢者にとっても他の世代の人達にとっても良い刺激になります。

核家族が当たり前になった今、子ども達が昔話を聞いたり、子育てに悩む人達が相談できるような場が求められています。そこで自分の存在が必要とされることで、「自分でも役立てることがある」と生きがいになるなるかもしれません。料理や裁縫、おもちゃ作りなど、特技があれば、それをレクチャーする場を設けるといいでしょう。

高齢になり、生きがいを感じながら暮らしていくには、のんびり自分の時間を楽しむと共に、常日頃から社会や地域ともつながることが大切です。